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花粉症の対策

花粉症の対策

花粉症のように発症時期が特定できる場合は、症状が出る前に「初期療法」を行うことで、花粉症のピークを迎える時期に症状を軽減させる効果が得られます。毎年のように花粉症で辛い思いをしている方は、医師に初期療法について相談してみることも選択肢のひとつです。

また、花粉症のようにアレルギーの原因物質が特定できる場合は、できるだけアレルゲンに接触しないようにすることが有効です。しかし、喉や鼻はマスクで覆うことができますが、目は花粉の侵入を防ぐとこはできません。花粉症の時期は、毎年のように辛い思いをしている光景を目にします。花粉症の予防として日頃からできる対策を紹介しますので、参考にしてください。

 

<花粉症の予防対策>

・外出時は、メガネ、マスク、帽子を着用する。

・帰宅時や室内に入る時は、衣服や髪についた花粉を払い落とす。

・うがい、手洗い、洗顔を習慣づける。

・洗濯物や布団を干した時は、取り込む際に花粉を払い落とす。

・ニュースなどの花粉飛散情報をチェックする。

・花粉の飛散量が多い日は外出を控える。

・コンタクトレンズ利用者は、花粉の飛散時期だけでも1Dayタイプに切り替える。

・自分が持つアレルギーを知るために、アレルギー検査を受ける。

・ピーク時の症状を軽減させるために初期療法を受ける。

・選択をする際は柔軟剤を使用して静電気の発生を抑える。

 

<花粉症対策の注意点>

目に入った花粉を洗い流すために、市販の洗眼剤を使用することがありますが、市販の洗眼剤には界面活性剤や防腐剤が含まれているため、涙の層も一緒に洗い流してしまいます。涙は目を保護する重要な役割を果たしていますので、逆効果になることがあります。

目の汚れを洗い流す時は、人口涙液や生理食塩水を使うと安心です。

黄砂とPM2.5に注意

黄砂とPM2.5に注意

最近、花粉症の季節と重なってやってくる黄砂やPM2.5が注目されています。

黄砂やPM2.5による健康被害はニュースなどでも取り上げられていますが、目に対しても悪い影響を与えます。日本にも中国大陸から多く飛来してくるため、天気予報でも黄砂やPM2.5の飛来情報が配信されています。近年、中国の大気汚染が深刻化していますが、黄砂やPM2.5にも大気汚染による有害物質が含まれており、目の病気に関しても増加傾向にあります。

 

〇PM2.5

PM2.5は、工場から排出される煙や自動車の排気ガスなどに含まれる微粒子のことで、その多くは中国大陸から飛来する大気汚染物質です。硫酸塩、硝酸塩、有機化合物などの有害物質が多く含まれており、その粒子の大きさが2.5マイクロメートル以下と非常に小さいことからPM2.5と呼ばれています。日本にも、ちょうど花粉の時期と重なる春から初夏にかけて飛来してくるため、呼吸器官への健康被害が心配されています。また、花粉症などのアレルギー症状を更に悪化させるなど、目にも悪い影響を与えます。

 

〇黄砂

黄砂は、中国大陸のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから砂塵や鉱物粒子が風によって巻き上げられ、偏西風に流されて日本にも飛来します。黄砂が飛来してくる現象は、自然現象として理解されてきましたが、近年では発生頻度と被害の拡大が指摘され、環境問題として取り上げられています。黄砂を分析した結果からは、本来の土壌にはないと考えられるアンモニウムイオン、硝酸イオン、硫酸イオンなどの有害物質が検出され、日本への飛来途中で中国の大気汚染の影響を受けていると考えられます。韓国や台湾では、すでに黄砂による健康被害として、呼吸器疾患、循環器疾患、アレルギー疾患などが報告されています。日本国内でも、気管支炎や肺炎などの発症、花粉症やアレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の悪化が心配されています。

花粉症による辛い目の症状

花粉症による辛い目の症状

花粉症の三大症状は、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」と言われていますが、花粉の季節になると目にも辛い症状が現れます。花粉症による目の三大症状が「目のかゆみ」「目の充血」「涙」になります。その他の症状としては、喉や皮膚のかゆみや発熱、下痢といった症状があります。

 

〇季節性アレルギー性結膜炎

花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす原因物質)が、目に付着するとアレルギー性結膜炎を引き起こしますが、花粉の飛散時などの特定の時期に発症するものを季節性アレルギー結膜炎といいます。花粉などのアレルギー物質が目に入ると、それを体内から排除しようという免疫反応が起こり、ヒスタミンという物質が大量に放出されます。

このヒスタミンは、目の知覚神経を刺激して、目に炎症が起こり、充血や痒みといった症状が現れます。

 

〇コンタクトレンズ利用者は注意が必要です

普段からコンタクトレンズを使っている人は、花粉が飛散する時期には注意が必要です。喉や鼻はマスクをすることで花粉の侵入を大幅に防ぐことができますが、目は花粉の侵入を防ぐことが難しく、目に入った花粉はレンズの汚れの原因となります。角膜とコンタクトレンズの間に花粉が侵入すると、花粉を涙で流し出すことができず、アレルギー物質を目の中に長時間滞在させることになります。そのため、コンタクトレンズ利用者は、アレルギー性結膜炎が悪化する恐れがあります。レンズを毎日交換できるワンデータイプのコンタクトレンズであれば、花粉などの汚れもレンズと一緒に捨てることが出いますので、症状の緩和に役立ちます。

花粉症について

花粉症について

花粉症は、植物の花粉が原因となってアレルギー症状を引き起こします。花粉症の原因として最も有名な植物としては「スギ」や「ヒノキ」などがありますが、日本では花粉症の原因となる植物は約60種類あると言われています。

花粉症は、花粉が飛散する時期にだけ症状が現れますが、植物によって花粉の飛散時期は異なります。日本国内では、春先から初夏にかけて飛散するスギ花粉が大きく取り上げられていますが、植物の種類によっては夏から秋にかけても花粉が飛散します。

花粉症は、特定の植物の花粉に対してアレルギー反応が起こることで発症しますので、1年を通じて花粉症を発症する可能性があります。

※関東地方の植物別花粉の飛散時期
関東地方の植物別花粉の飛散時期

占めているのがスギになるため、スギ花粉が花粉症の第1位にランクされるのは不思議なことではありません。スギは、花粉の受粉方法が風によって花粉を運ばせる風媒花であるため、花粉が非常に軽く、より多くの花粉を広範囲に飛散できる特徴があります。また、樹高も50mにまで成長しますので、より遠くへ花粉を飛ばすことができるのです。